前日の夜を極めて軽く済ませたために、2日目の朝は、腹が減って朝8時に起きた。このように、糖質制限をキチンと実践すると生活習慣まで本来あるべき姿へと切り変わっていくようになる。

朝目覚めるとお腹が空いてたまらない。だが、料理が思いつかないため、前日と同じメニューにした。冷蔵庫のドアを開け、中のトマトと卵、ベーコンを取り出し、輪切りにして、オリーブオイルをたっぷりと入れたフライパンの周囲に並べた。しかる後に、卵を割り入れ、フタをして蒸し焼きにする。

昨日と全く同じ内容だが、火加減を調節し、卵が半熟になるように工夫した。こうして、同じ料理でも丁寧に作ることで、味が全く変わることも知った。

それだけでも足りない。そこで、前日の昼に作った豆腐のジョンをまた焼いて食べた。卵が多過ぎるかと思ったが、糖質制限では卵は糖質が少ないため、コレステロールは無視した。

朝食を食べた後、購入したばかりの体重計に乗ると体重は87キロと殆んど変化なかった。「何だ、変わっていないじゃないか。やはり糖質制限なんてウソなのか」という疑問も湧いてきた。だが、一度始めた以上はまず何らかの結果が出るまで続けてみようと思った。結果としては、それが良かった。

再び、糖尿病関連の本を読みながら休息して、昼食。今度は吉村がトマトサラダとスープを作ってくれた。それにチーズはOKというので6Pチーズを2個食べた。

しかし、午後、散歩に出ると必ず低血糖になる。しばらく勣けなくなり、夕方、スーパーに食材の買い出しに行った時も店内で、しゃがみ込んだ。当時はまだ血糖降下剤を飲んで、糖質制限をしていたために、低血糖発作を起こしたのだ。この頃は、糖質制限食に対する知識がなく、周囲で誰も実践していなかったために、薬の服用を中止すればいいということも気付かなかったのである。これから始める人には、是非注意していただきたいポイントだ。

2日目の夜は、吉村が大好物のスキ焼きにしてくれた。これと昨日作って食べなかった「厚揚げのたらこマヨネーズグラタン」の残り半分を食べて寝た。連日、限られたメニューで行ける所まで行くという決意だった。

すると体重は毎朝起きて体重計に乗ると、1キロずつ減っていた。