糖質制限食

「糖質制限食」と一口に言うが、実はそのやり方は、人さまざまでいい。自分の生活実態に合せて、オリジナルなスタイルを工夫するのが一番よいのである。

「糖質制限食」の提唱者である江部康二医師は、これを「テーラーメイドダイエット」と呼んでいる。すなわち、自分の体型に合わせて、オシヤレな服をデザインするように、自分の体質、病状、嗜好に合ったテーラーメイドの食事療法を工夫するのだ。

私の実体験では、3週間、3ヵ月、3年間が糖質制限食を行なう時の重要な節目の期間だと思っている。中でも、大切なのは最初の3週間だ。

正直な話、この最初の3週間で糖質制限食生活にキチンと入れるか否かで、その後の展開が全く変わってくる。

糖質制限ダイエットに成功した数多くのおやじや女性達に会っているが、せっかく始めてもキッチリ成功する人と、やってはみたものの、どうも成果が出ない人に分かれるようだ。

成功した人は殆んど、最初からキチンと糖質制限食を始め、極めて短期間で以前の体重から10~15キロ喊を遠成している。中には私のように20キロ減も少なくない。

糖質制限食、中でも一日三食の「スーパー糖質制限」をキッチリ行なうと、誰でもそうした「驚くような変身」が出来、周囲を驚かせることが出来るのである。

決して、私が特別ではない。キチンとやれば誰でも結果が出せるのが「糖質制限食」なのである。

もっと重要なことをここで言っておこう。実は糖質制限食は、以前デブだった人ほどグングン痩せることが出来る。何故なら、糖質を一定時間制限することで、それまで機能していた「ブドウ糖・グリコーゲンシステム」が機能できなくなる。その結果、本来人間に備わっていたもうひとつの干不ルギー・システムである「脂肪酸・ケトン体システム」に切り換るからである。つまり、かつてデブだった人ほど痩せることが出来る「魔法のダイエット」なのだ。

つまり、2年半前の私のように、メタボリック・シンドロームに悩まされていた人ほど、体脂肪をタップリと貯め込んでいるわけだから、燃やす側も燃やし甲斐がある。それで10キロ、15キロと簡単に痩せていく。

誤解しないように願いたいが、この糖質制限食は、痩せている人にとっては、それ以上に痩せることは出来ない。むしろ太ることさえある。しかし、糖質制限食の実践によって身体の血流が活性化し、無駄な体脂肪も減って、以前より引き締まった身体になる。

中には、痩せていても糖尿病になる人も少なくない。そういう人も、糖質制限食で血糖値が降下し、血糖値コントロールが良化すれば、糖尿病の更なる進行を食い止めることが出来るのだ。